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All-nippon News Network
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All-Nippon News Network(オールニッポン ニュース ネットワーク、略称:ANN)は、テレビ朝日(EX)をキー局とする、日本の民放テレビのニュースネットワークである。 ここではニュースとは別関係の番組供給ネットワーク、テレビ朝日ネットワーク(TV Asahi Network)についても解説する。なお、一般に本項で解説するANNとテレビ朝日ネットワークとを合わせてテレビ朝日系列という〔ANN、テレビ朝日ネットワークのどちらか一方だけでも通じる場合もある。なお、単にニュースネットワークのANNのみを指す場合はANN系列という場合が多い。〕。 == 概説 == キー局・テレビ朝日の系列新聞(全国紙)である朝日新聞と関連のある放送局を中心に形成されていると言ったネットワークであるため、『"Asahi" News Network("朝日"・ニュース・ネットワーク)』と間違えられることも少なくない〔かつて毎日放送(MBS、大阪)がANNに加盟していた頃、毎日放送側はANNのAを「AsahiのA」と勘違いしていたという(出典:毎日放送社史『毎日放送四十年史』)。一部書籍でも同様にAを朝日のAと間違えるケースもある。〕。ただしこれに関して、当初は「朝日・ニュース・ネットワーク」とするつもりだったが、当時の毎日放送がANN加盟局であったことから朝日を名乗ることができず、Aの部分を「オールニッポン」に置き換えたとする説もある。 ANNは一般番組供給系列も兼ねているが、ニュースとは別扱いとしているため、現在はテレビ朝日ネットワーク(通称:「テレ朝ネットワーク」・「テレビ朝日系列」等)の名称を使用し、包括的番組供給については、現在はフルネット局のみをこの対象とし、クロスネット局に対しては最低限のネット保障としている。また、この番組供給系列には、TBS系列のTBSネットワーク(JNNが運営)と同様、日本テレビ系列のNNSやフジテレビ系列のFNSのような略称がない。 2011年現在の加盟局は、24のフルネット局と、2つのクロスネット局(福井放送(FBC)、テレビ宮崎(UMK)、)〔2局ともメインネットとしていない。〕の26局で構成されている。基幹局〔東京EX、札幌HTB、仙台KHB、名古屋NBN/メ〜テレ、大阪ABC、福岡KBCを指す。〕のうち、朝日放送(ABC)、九州朝日放送(KBC)のみラテ兼営で〔ABCはJRNとNRNのクロスネット局、KBCはNRNシングルネット局である。〕、それ以外は全てテレビ単営である〔基幹局以外には、FBCもラテ兼営で、JRNとNRNのクロスネット局である。〕。 ANNニュースサイトの「ANNネットワーク」のリンク〔テレビ朝日|テレ朝news 〕にはクロスネット局も含まれているが、テレビ朝日公式サイトの「系列局」のリンク〔ネットワーク(テレビ朝日) 〕はフルネット局のみとなっている。 ANNニュース協定と、ネットワーク業務協定には26局全てが参加しているが、スポーツニュース制作協定はクロスネット2局以外の24局の参加となっている〔NHK放送文化研究所年報、2010年、第54集 「民放ネットワークをめぐる議論の変遷」村上聖一、21ページ。〕。 なお、教育・教養分野の番組については、旧:NETテレビの時代に学校放送の全国ネットを受けていた局が存在する関係で、ANNとは別に民間放送教育協会(民教協)が設けられていて、民教協番組は基本的にテレ朝ネットワークに流れない。民教協の加盟局にはその地域の第1局が多いこともあり、TBS系列が全33局〔ラジオ専業の文化放送を除く。〕中16局を占める。ANN系列かつ民教協にも加盟している局は、フルネット局はテレビ朝日、ABC、メ〜テレの3局だけであり、クロスネット局も福井放送だけである。 「ANN」のロゴは、2003年のテレ朝本社の六本木ヒルズ移転に伴い、当記事冒頭に掲載されているロゴデザインに変更している〔放送ではテロップやCGなどのデザインが完全に新しいものに置き換わっておらず、『ANN NEWS&SPORTS』日曜日のオープニング、BS朝日の『News Access』(730も含む)や朝日ニュースターで放送されるニュースでの協力クレジット(ともに番組終了時)は現在も1970年発足当時のロゴが使われている。また一部系列局では、現在でも旧ロゴが描かれたセットをスタジオに設置している事例もある。〕。また、ロゴマークの色は、原則濃い青の背景と白抜き文字で表示する。 地上デジタル放送のリモコンキーIDは、テレビ朝日を始めとして「5」が多いが、北海道テレビ(HTB)・メ〜テレ・朝日放送(ABC)が「6」、福井放送(FBC)が「7」、九州朝日放送(KBC)が「1」、テレビ宮崎(UMK)が「3」である。なお、リモコンキーIDに「5」を使用しない放送局の内、朝日放送と九州朝日放送のみ、アナログ親局のチャンネル番号を引き継いだ。 テレビ主調整室(マスター)の機器はフルネット局に限ると東芝製を使用している局とNEC製を使用している局でちょうど半々に分かれている。〔テレビ朝日、山形テレビ、福井放送、新潟テレビ21、静岡朝日テレビ、メ〜テレ、広島ホームテレビ、山口朝日放送、九州朝日放送(ラジオを含む)、長崎文化放送、熊本朝日放送、大分朝日放送、鹿児島放送とBSデジタル局のBS朝日は東芝製。北海道テレビ、青森朝日放送、秋田朝日放送、岩手朝日テレビ、東日本放送、北陸朝日放送、長野朝日放送、朝日放送(ラジオを含む)、瀬戸内海放送、愛媛朝日テレビ、大分朝日放送はNEC製である。〕〔ちなみにクロスネット局では、福井放送はパナソニック製、テレビ宮崎はNEC製である。〕〔テレビ朝日社屋内の送出マスターは地上波・BSが1台に集約した統合型である。統合型マスターへの切り替えは2段階に分けて行われ、第1段階は2013年12月2日にBS朝日、第2段階は2014年6月2日に地上波の順に切り替えた。〕 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「All-nippon News Network」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 All-Nippon News Network 」があります。 スポンサード リンク
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